乗り越えられない壁に悩んだら。。。?

アメリカで卵をよく食べてる「たまご」です。

米が美味しくないので、たまごかけごはんはしてません。笑

 

 

アメリカに来て16日目。
初めて人前で泣きました。
 

いやぁ~今日は1日中、よく泣いた。笑



前回ちょっと触れましたが、わたしは現在、
心理学に近い手法を学ぶため、アメリカで学校に通っています。

何を学んでるのかについては、話が長くなるので、またの機会に詳しく触れるとして、
今日は、わたしの「英語力」について、赤裸々にお話したいと思います。




今でこそ、海外に1人旅も行くし、
仕事で英語のやりとりも毎日していましたが、
私はいろんな教科の中でも、英語が結構苦手でした。


わたしは中3の時、高校受験のため、生まれて初めて塾に行くまで、
英語がすこぶるできませんでした。



今でも鮮明に覚えているのが、初めて行った塾で、
↓この問題を間違えました。


The dog (   ) cute. 

(  ) に当てはまるものを、下記から1つ選びなさい。
are / is / am



中1のめっちゃ最初に習う基本中の基本。

バツがついた回答を見て、なぜ間違っているのかすらわからず、
塾の先生に聞きにいったら、

「 "I+am" "You+are" "その他+is" なんだよ。」と教えてもらい、

「うぉ!!何それ!すげーまじ簡単!!!!!!」

と、衝撃を受けたのを忘れません。笑



それでも中3まで、私の英語の成績は、毎回ほぼ5でした。

何故かというと、中学生の時は部活と恋愛のことしか基本頭になかったので(笑)
英語のテスト範囲はとにかく全力で丸暗記。

教科書をひたすら写して写して、一言一句丸暗記。

そしたらテストくらいはなんとかなるもんですが、
テストが終われば見事にほぼ全部忘れます。




おかげで中3で行き始めた塾の実力テストは、毎回もう悲惨。(つд⊂)

塾の先生も、なぜ通知表はやたらいいのに、こいつはこんなにできないのか、
めっちゃくちゃ不思議がってました。笑



そんな私はもちろん高校にあがっても、再試験になるほど英語ができなかったのですが、
海外に対する憧れはあり、周りに留学する友達が多かったのもあって、
自分も行ってみたいと思うようになりました。


その後いろいろあって自分にちょっと自信がついた21歳の時、
ようやく行こうと決心し、ニュージーランドに10か月ほど滞在しました。


英語ができようができまいが、現地にしばらく住んでたら、
生活に必要最低限の英語は習得しないと生きていけないので(笑)
おかげさまで私の英語力も、友達づくりには困らない程度には伸びました。




しかし、私には英語で、ニガい思いをした経験が3回ほどあります。


1.スピーキングテスト

会社員時代に、英語のスピーキングのテストを会社で受けました。
会議室には、自動再生のカセットテープと、録音機、そしてわたしだけ。

誰にも見られないなら、心地よさそうなものなのに、
会議室だったせいか、なぜかそのシチュエーションにすこぶる緊張し、
テストが終わるまで15分くらい(もはや記憶にない)、
軽いパニックで、冷や汗と共にほぼ沈黙で耐えるだけ。

この経験がその後、軽いトラウマになります。



2.面接

転職活動で、もしかしたら英語面接もあるかもと思いつつも、準備せずに面接へ行ったら、
案の定、残り10分のタイミングで、「最後は英語です」と言われ、
一瞬にして前述のトラウマが頭をよぎり、ほとんど何もしゃべれずに終わります。



3.議事録づくり

前回の記事で触れたとおり、NGOに転職し、
インドのプロジェクトを担当していたので、
英語できないわからないとか言ってもいられません。

しかし、10人くらい参加してる90分の英語のミーティングで議事録を取れと初めて言われたとき、
もはや猛烈にパニックで、カラダが動かなくなりました。






こういう「失敗」経験をズルズル引きずるのが、
ツイてない人間の特徴らしいです。

 



「かける」が貸してくれた、【ツキの大原則】という
めっちゃツイてる本に書いてありました。笑





NGOで働いてる間に、結構英語力鍛えられたのですが、
それでも上述の「失敗」から感じ取った痛みを
私のカラダはそれなりに覚えているみたいで、

いまの学校が始まってからのこの2日間、
正直めっっっっちゃナーバスになってました。




現住所だけでも16か国、生まれた国や育った国などをカウントすると、
20か国以上のバックグラウンドを持つ36人の仲間が今のクラスにはいて、
共通言語はもちろん英語。


学んでる内容が難しいこと以前に、
英語力のせいでついていけてないのは多分わたしだけだと強く思いこんでいて、
みんなわからないことはわからないって、どんな些細なことでもめっちゃくちゃ質問するのに、
それをする勇気もなく、「あー自分ダメだわ」と凹みスイッチが入る。

スイッチが入ると、自分の中に入り込んでぼーっとしてしまって、
誰がしゃべっていても、話が耳に入ってこなくなる。


留学生とかからよく聞く話だけど、海外の「生徒」は日本と驚くほど違う。
質問タイムに質問は絶えないし、先生の授業を遮ってでもみんな質問する。
みんなその時その時で自分の意見を驚くほど持ってるし、それをちゃんと主張する。

知ってはいたはずなのに、その中にいると、
それができない自分へのもどかしさが募って、劣等感でいっぱいになって、
余計言葉がでなくなる。


しかも、学んでる内容が、自分の内面と向き合うワークだから、
自分の内面の話とか体験談とか、みんないろんな形で自分の「弱さ」を
ちゃんとさらけ出してくれて、普段できないような深い話がいっぱい聞けて、

でも、その分余計に、いま自分が感じてるしんどさや言いたいことを
共有できない自分にすげー凹んで。



でも本当にみんなすんごいすんごい温かい人ばっかりで、
本当にここにいられて、みんなに出会えて本当にわたし超幸せで、
本気でツイてるって思うのに、

自分の弱さにこんがらがって、みんなと同じ「場」にちゃんといられない自分が
すごい情けなくて。


言え、今だ、いける、がんばれ!って、何度も自分を自分で励ますのに、
何度も喉まで出かかった言葉を、口から出せなくて。




でも、今日、十数名ずつの小グループで自分のこと話す時間があって、
やっと言えた。


この2日間、ずっとどんな気持ちだったか。

何がわたしの中で起きてたか。

泣きながら、興奮した頭で、なぜか驚くほど言葉はスラスラでてきて。

 

みんな驚くほど真剣に聞いてくれて、受け止めてくれて、返答してくれて。

 


この2日間、正直これをどうやって克服するかしか頭になくて、

あんまり内容に集中できてなかったから、

わたしにとって、「よく言った!よくやった!!」って自分を抱きしめてあげたいくらい
たぶん一生忘れられない大きな一歩。

 

 

ただ人前で「私まじでむちゃくちゃ、しんどかったんです!!」って泣きながら、ぶちまけただけなんだけど(笑)

 

 

でも、やっぱり、言葉も国も超えて、
ちゃんと「裸」になることは、人と人の距離をぐっと縮めることを
再確認できた素敵な1日。


やっちまった感あって、ちょっとだけ恥ずかしいけど(笑)、

でも、明日からますます楽しみ♡

 

こんなのわたし個人の問題だし、誰がどう解決してくれるわけでもない。

だから、どうしたらいいかずっとひとりであれこれもがいてたけど、

周りにいる人に「もう無理!助けて!!!泣」って言えることって

すんげー大事なんだと、改めて学んだ気がします。

 

 

人に助けを求めるのは得意な方だと思ってたのに、

それができないと感じてしまう思い込んでしまう場面や状況って

なるほど、人によって違うんだなと。

 

 

というわけで、皆さんも

自分事で、何か乗り越えられない壁を前に、しんどくて泣きたくなる時は、

 

「ひとりじゃ乗り越えらんねーよバカヤロー!!!!」

 

って、叫ぶような気持ちで、

 

「もうまじ無理!しんどい!ヘルプみー!!!(´;ω;`)」

 

って言えると、すこぶるラクになります。ご参考まで。笑