タダでもらう
「たまご」@ポートランドです。
このブログ、わたしの登場頻度が高いのですが、
その理由は2つあります。
1つは、たぶん3人の中で1番わたしが
書くのが好きだから。
かけるとごはんと同じ職場で働いていた頃、
業務日報も、わたしが1番書いてたし。
(ごはんが書いてるのは1回しか見たことない。笑)
そしてもう1つは、
わたしが1番ヒマだから。笑
過労死大国JAPANの中でも、
ビジネスの中心地であるTOKYOで、
超忙しく毎日フルタイム勤務してる2人と違って、
わたしはアメリカで遊んでるだけだからです。(´з`)
辛うじて税金は払ってるので、許してください。笑
そんな私の今日のツイてた話。
海外に滞在すると、どうしてもパンをよく食べるようになるので、
先日スーパーのパンコーナーをうろうろしてた時のこと。
ガーリックトーストが大好きな私。
う、うまそう。(ゴクリ)
ガーリックトーストを作るためのガーリックペーストが
パンの棚に一緒に並べて販売されてるのを見て、買うか迷い始めたものの、
でも、アメリカの商品は何でもいちいちデカくて、
1人で短期で暮らすには、量が多すぎるものがほとんど。
デカいし高いし、人と会う時はガーリック臭は避けたいし、という現実的な理由で、
「食べたい」という純粋な気持ちを置き去りにし、この日は諦めました。
それから1週間。
別のスーパーでパンを買い、ふとガーリックトーストのことを思い出す。
今週は特に人と会う予定もないし、やっぱりガーリックトースト食べたい。
とりあえずガーリックペーストの小さいの売ってるかだけ見てみることに。
探しても探してもないので、店員さんに聞いてみることに。
「ガーリックペーストある?」
『んーーー、めちゃいい質問だね(笑)。ちょっと探してみるよ。』
お兄さんは機械で検索したけど見つけられず、他のスタッフに聞き始める。
A: うちガーリックペーストあったけ?
B: あー、ないよ、確か。ないない。
A: やっぱないよなぁ。
C: 何がないって?
B: ガーリックペースト
C: あるよ。裏の冷蔵庫に。僕についておいで。
これもはや買わなきゃいけない流れになってきたなとヒヤヒヤしつつ、
お兄さんが裏の冷蔵庫から出してきたのは、
ガーリックペーストがたっぷり入ったでかいバケツみたいな容器!!!驚
え、まさかの業務用!??
お兄さんに『どんくらいほしいの?』と聞かれ、
「んー、ちょっとでいいんだよね」と答えると、
『OK、パックもらってくるね』と走り去っていく。
小さなプラスチック容器を持って戻ってきたお兄さんは、
バケツからガーリックペーストを容器に移してくれる。
その様子を見ながら、
あれは本来非売品なのか、ペースト自体も本来売られてるものなのかよくわからず、
果たしてお兄さんはこれにどうやって値段つけるんだろうと、
ひたすら疑問に思う私。
『はい!』と爽やかにお兄さんから手渡された容器には白いテープが貼られていて、
"No Charge"(無料)と大きく書かれていた。
このお兄さんしかも、勤務をちょうど終えたところだったみたいで、
もう帰ろうとしてたのに、わざわざ戻ってここまで対応してくれて、
なのに、これまさかの無料!!!
そんなお兄さんの無償の親切心に心から感動し
美味しいガーリックトーストにますます感動した、
本当にツイてる1日でした♡
ちなみに私は、タダでもらうのが超苦手なタイプ。
自己肯定感的なのとも関係してるんだと思いますが、
”タダでもらうのはいけないこと” みたいな洗脳を幼少期に親からすりこまれてるのもあり、
なかなか「え、やったー!ラッキー!!!」みたいな感覚で、
気軽に人の好意を受け取れません。
でも、ツイてる最高の人生を送るには、
人からもらった好意を、素直に喜んで受け取れるようになることも、
とても大切だとだんだん気づけるようになってきたので、
最近は、いろんな知り合いの家に図々しくタダで泊めてもらうことで
好意を受け取る練習を重ねたりしてます。笑
アメリカにきて、スピリチュアルな世界を信じるたくさんの人に出会ったのですが、
こんなことを耳にしました。
「本当に心から欲しいと思うものは、
強い情熱を持って、必ず手に入ると心から信じていれば、
自ら手に入れようとしなくても、あなたに必要なタイミングで、
宇宙がそれを必ずあなたに届けてくれる。」
そんなお金が空から降ってくるみたいな話、ホンマかいな!!!
って正直ツッコミたくなったのですが(笑)、
まさかタダで、ガーリックペーストが手に入るとは思ってもみず、
こないだ買わなくてよかったなぁと思ったと同時に、
こうして必死に手に入れようとせず、
誰かや何かが自分に運んできてくれる不思議な偶然や幸運を
もっともっと受入れて、楽しめる自分でありたいと思えた今日でした。