寂しい生活

皆さん、こんにちは。
「たまご」も「ごはん」も物質なのに唯一動詞である「かける」です。
早くも物質でありたくなってきましたが、
動詞であることの意味をまずは考えてみたいと思っています(笑)。

さて、僕は読書がとても好きなので、
今日も書評っぽいブログですが、
先日読んだ「寂しい生活」という本にビビビッとやられたので、
この本について書きます。

「寂しい生活」

これはどのような本かというと、
とあることがきっかけで持っている家電を全部売り払い、
仕事も辞めてしまった著者がシンプルな生活をする中で、
今まで感じることのなかった幸せを感じることができた、と述べている本です。
相変わらず雑な紹介(笑)。
断捨離とかミニマリストとか流行っている現代っぽい本ですね。

で、この本がなぜ個人的ヒットしたかというと、
僕が感じている社会の矛盾に答えてくれている
と感じたからです。

例えば、

「お金ほしい。」と多くの人は言っているけど、
その一方で大量に捨てられる食べられない食糧たち。

より便利になるためにスマホが開発されたが、
そのスマホにしばられる人がたくさんいる状況。

(ちなみに僕も他人事ではないです、偉そうに書いているけど。
スマホで多々いらん時間を費やしてきているし、
たくさんの食べ物を捨ててきました。懺悔。)

何事も手に入れにいくわけではなくて、
あえて使わない、とかあえて買わない、とかそういう選択肢を自分にもたないと
本当に心豊かな生活はできないのでは、とグラグラきたわけです。
手間を楽しむ、とか。少ないものに感謝する、とか。

それでやってみました。あえての手放し。
家に帰ったらまず暖房を入れる、が基本だったのですが、
①暖房入れない
②床暖付けない
③食器も冷たいままの水で洗う
※今の季節は冬です、念のため。
という3つを実施しました。

そしたらまあ、寒い(笑)。

けど、なんとかなるっちゃなる。

そしてその状態で3時間ほど過ごした後、お湯を溜めた湯舟に入った時、

・・・・めちゃあったかい。。泣

と驚くほどの温かさを感じました。
冗談じゃなくてありがたくて泣きそうなくらい。
感激。

人はギャップや落差に喜びを感じる傾向があると思っていて
それであれば時に「便利」をあえて手放して
そこにあることのありがたさを感じる工夫って
ものすごく大事なんじゃないかな、と思いました。

今度、家のWiFiを解約してみるとどういう感じになるだろうか、
と思っていてやろうと思う一方、ちょっとためらってもいるので(笑)、
結果どうしたかはまたブログに書きます。

以上、これから賢く手放し、そしてまわりのモノに感謝しながら
生きていきたいと強く思った「かける」からのブログでした~!